実はまだ会社員です
月曜日は前の会社の顧問として、顔を出す日だ。
私は事実上リタイアしているが、実態はまだ会社に籍を置いている身分である。
給料(顧問料)として毎月16万5千円、年収で約200万の収入がある。
健康保険・厚生年金もあるので身分上はれっきとした会社員である。
なぜこのようなことにしたかというと、リタイアを計画したらあまりに税金を払わなくてはならないことが判明し、友人に相談したら、その友人から会社を譲ってほしいと言われ、合法的に出来る限り税金を安くする方法を編み出したのである。
100%私が株式を持っている会社だったので、出来る限り多くの退職金を出し(退職金には税金を特別安くしてくれる制度がある)、さらに残りの利益剰余金には通常20%課税されるのだが、その部分を3年間の給料として払うことにして最小の税額に納めてもらったのだ。
私のとっては3年間会社員の身分を保証されつつ、その間厚生年金と健康保険料も半分会社が負担してくれるので大変ありがたい。
このようにして会社が長年蓄えた利益剰余金から私の資産への移行をした次第である。
デメリットとしては一括で手に入る現金が減ったことぐらいかな?
金持ち父さんのスキームだと、自分でビジネスを持ちながらリタイアするのが王道なのだが、私は会社の経営に責任を持ち続けることに自信が無かったし、年々売り上げも下がっていて、半分うつのような状態になっていたので、金持ち父さんスキームは諦めた。
あと1年半は社会的には会社員のステータスを保証されているので、その間にもしかしたら住宅ローンを組んでマンションでも買おうかななんちゃって。
(年収200万でローン組めるのか?)